美容知識まとめ

美容成分早見表

随時更新していきます♪

AHA(アルファヒドロキシ酸)

角質除去成分
ピーリングコスメに配合される。

フルーツやサトウキビ、はっ酵乳などから抽出される酸の総称。
フルーツに多く含まれている事から「フルーツ酸」と呼ばれることも。

たんぱく質を溶かす(角質を柔らかくする)事で、古い角質が取り除かれ、美容効果を生んでいる。

期待される効果としては、

古い角質を取り除く事によるニキビ予防
ターンオーバーをはやめる事によるシワの予防

などが挙げられる。

ピーリングコスメは、肌の刺激になってしまうので、週2回程度の使用にとどめておくことも大切。

アルブチン

美白成分
化粧水や、美容液に配合される。

コケモモや梨などの植物に含まれている成分。
美白成分の一種であるハイドロキノンとブドウ糖を結合したもの。

ハイドロキノンに比べて肌に優しいのが特徴。

メラニン合成を阻害させる事で美白効果を生んでいる。

はたらきとしては、
メラニンを酸化させ、黒くするチロシナーゼという酵素の生成を抑える役割を担っている。

α型とβ型があり、α型の方が、肌との相性が良いとされている。

イソフラボン

抗酸化作用

マメ科に多く含まれているポリフェノールの一種。

女性ホルモン、エストロゲンと構造が似ており、抗酸化作用がある。

イソフラボンに含まれているダイズタンパクが植物性コラーゲンなので、肌に塗る事で、

保湿効果
抑毛効果

が期待できる。

ただし、摂りすぎは身体への影響が心配される成分でもあるので
1日の食品から摂取する上限は70-75mgとされている。

エラスチン

保湿成分

真皮内にある伸縮性のある繊維。
脊椎動物や魚類に含まれる。

コラーゲン同士を結び付けて支える働きをしており、

肌の弾力や柔軟性を保つ

効果が期待できる。

コラーゲンや、セラミドと一緒に作用する。

ヒアルロン酸

保湿成分

真皮内にあるゼリー状の物質で、ムコ多糖類の一つ。

ヒアルロン酸1gで水6Lを保持できる。
セラミド、コラーゲン、エラスチンと影響し合い、水分を抱え込む事で、

肌の弾力やみずみずしさを保つ

詳しくはこちらをどうぞ!
ヒアルロン酸の詳細

グレープシードエキス

抗酸化成分

ぶどうの種子に含まれるエキスを抽出した成分

抗酸化作用があるといわれているポリフェノールが豊富に含まれている

高麗人参エキス

抗炎症作用

代謝をよくすることで

血流の滞りで起きる青くまの改善

などに期待できる。

コラーゲン

保湿成分

真皮内にある成分でたんぱく質の一種。

肌の弾力を保つはたらきをしている

ドリンク剤などで使われているのは、消化吸収しやすいように酵素分解された「コラーゲンペプチド」

真皮内のコラーゲンを増やしてくれるという確証はされておらず、研究段階。

現状では、角質層で水分を抱え込み、蒸発を防いでくれる効果が期待される。

詳しくはこちらをどうぞ!
コラーゲンの詳細

コンドロイチン

保水成分

ムコ多糖類の一種で、軟骨を構成する成分のひとつ。
グルコサミンから生成されている

サメの軟骨、うなぎ、すっぽん、山芋、おくら、めかぶなどに含まれており、
皮膚や粘膜など体内のさまざまなところに存在している。

コラーゲンの隙間を埋める形で存在し、軟骨の保水力を高める。
また、

肌のうるおいを保つはたらきもする

ヒアルロン酸とも影響しており、
ヒアルロン酸よりも水分を長時間抱え込む保水力がある。
一緒にとると、肌のうるおいを保つ。

セラミド

保湿成分

細胞間脂質の一つ。
細胞間脂質は肌の保湿の80%を担っており、細胞間脂質の40%はセラミドでできている。

水分を挟み込む性質を持ち、水分を一度捕まえると、湿度が0%になっても蒸発させず、

肌のうるおいを保つ

はたらきをしている。

種類によって、バラつきはあるが、皮膚に塗ってから、2-24時間保湿力が維持されるといわれている

元々肌表面の角質層にある成分なので、外側からセラミドを与える方が効果があると言われている

セラミドについて詳しくはこちらをどうぞ!
セラミド詳細

ビタミンC誘導体

抗酸化作用
新陳代謝を促す
美白作用

ビタミンCのままだと壊れやすい成分のため、人工的に改良し、安定させた成分。

誘導体化させたことで、皮膚への浸透力が高まり、
皮膚内に浸透してからビタミンCに変化するという特徴を持っている

化粧水や美容液に配合される「水溶性」
クリームに配合される「油溶性」
二つを兼ね備えたもの、がある。

分子が小さいものは、真皮でコラーゲンの生成をはたらきかける効果が期待できる。
そのため、ニキビ跡を残りにくくさせる

皮脂を抑えることで、

ニキビ予防

に期待できる。
しかし、使いすぎると皮脂量が減り、敏感肌に傾くこともあるので注意が必要。

プラセンタ

アンチエイジング

プラセンタは「胎盤」を表す英語
一般的には哺乳類の胎盤から栄養素などの成分を抽出した胎盤エキスのこと。
市販のサプリメントやドリンクに使用されているのはブタやウマの胎盤から抽出されたエキスが多い。

アミノ酸、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、核酸、酵素などあらゆる栄養素が含まれている。

核酸は遺伝子の修復や新陳代謝の調整などエイジングケアに作用する栄養素として知られている。

他にも、活性ペプチド、ヒアルロン酸なども含まれる

シミやシワの予防効果
水分保持力が高まり、お肌の弾力アップ
美白効果

などの効果が期待できる。

レチノール

ビタミンA誘導体

脂溶性ビタミンで、ニキビの外用薬などにも配合されている。
血液中のビタミンAはほとんどレチノールで出来ている。

コラーゲンやエラスチンを生み出す繊維芽細胞を活性化させる作用があるといわれており、

肌の弾力アップ

にも期待できる。

ただし、
ピーリング作用もあるので、肌が弱い人は注意が必要。
また脂溶性のため、尿で排泄されず、肝臓に蓄積される為、
過剰摂取しないようにすること。
皮膚に塗る分には、血中到達は1/1000と言われているので、化粧品に配合されているものに
そこまで、過敏になる必要はなさそうだが、妊娠時には胎児に影響が出るため、特に要注意。

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